株の貸借銘柄とは?

株取引をするにあたり、知っておかなければいけないのが貸借銘柄。現物取引だけでトレードする方も覚えておいて損はないことですので分かりやすくまとめてみました。

貸借銘柄まとめ

信用取引には一般信用と制度信用があります。 貸借銘柄とは、制度信用銘柄のうち、証券取引所および証券金融会社が定める基準を満たした銘柄が選定されます。

貸借銘柄(たいしゃくめいがら)とは?

制度信用取引の対象銘柄のうち、信用取引の買建だけでなく、売建(カラ売り)もできる銘柄のことを貸借銘柄といいます。

この貸借銘柄は、証券取引所および証券金融会社が定める基準を満たした銘柄が選定されています。

信用取引は、証券会社が投資家に資金や株式を貸し付けることで成り立っていますが、証券会社も資金や持ち株に限度があるため、それを超える場合には証券会社が証券金融会社から借りてまかなっています。

株の種類

企業が「貸借銘柄」かどうかは、株式信用取引をする時に重要になってきます。株の銘柄には3つの種類。

    何もなし:信用取引が一切できない銘柄。

    信用銘柄:信用買いができる銘柄

    貸借銘柄:信用買いと信用売り(空売り)の両方ができる銘柄

※なお、信用売り(空売り)だけができる銘柄は存在しません。

貸借銘柄と非貸借銘柄(信用銘柄)

制度信用取引において、取引できる銘柄は、証券取引所が信用銘柄として指定した銘柄です。

さらに、その上で、信用銘柄は「貸借銘柄」と「非貸借銘柄(信用取引銘柄)」に分類されます。

信用取引を行う場合は、投資家の空買い(信用買い)や空売り(信用売り)に対して、証券金融会社から資金や株券を調達することができます。

このうち、資金の調達と株券の調達の両方が可能な銘柄を「貸借銘柄」と呼び、資金の調達のみが可能な銘柄を「非貸借銘柄」と呼んでいます。

貸借銘柄に指定されている銘柄は要するに、信用買いだけでなく、空売りをすることができる銘柄です。対して、非貸借銘柄(信用銘柄と記載されることも)は信用買いのみが可能な銘柄となります。

貸借銘柄はどうやって選ばれるのか、銘柄数は?

貸借銘柄の選定基準は、流通株が2万単位以上、株主数1,700人以上、直近6ヶ月間で値付率80%以上・月平均100単位以上などがあります。

株を借りるので、保有していない株式でも売ることができます。流動性が薄い銘柄では値付率80%以上も達成できない銘柄は多くあります。また、株主数1,700人以上も知名度の低い銘柄にとって簡単な数字ではありません。

東証一部では貸借銘柄の比率が高いですが、その他の市場では制度信用のみの信用銘柄が大部分を占めます。

貸借銘柄と非貸借銘柄の違い

信用取引ができる銘柄は貸借銘柄と非貸借銘柄に分類されます。どちらも信用取引を行うことはできるのですが、流動性や株券調達などの関係から、貸借銘柄は空売りが可能で、非貸借銘柄は空売りができなくなっています。

貸借銘柄や信用銘柄に指定されたら

ちなみに貸借銘柄や信用銘柄に指定されるというのは基本的には「ポジティブ」にとらえて良いと思います。信用取引や空売りができるようになることで、出来高が増加する可能性が高く、出来高が増加すると一方的な値動きや極端な値動きをするリスクが小さくなります。

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