株の由来

株の由来について気になったので簡単にまとめてみました。

株の由来まとめ

株の起源についてはいろいろな説があります。というのも株という言葉の概念というかイメージが固まったのは近年のことですから、いつ頃どういった形式で発行されたものを株といえばいいか、実際に断定するのは難しいからです。

ただ、株は資本金を多数の人から集めるために発行されたものなので、その観点で考えると、世界で初めて複数の人に証券を発行して資本金を作ったオランダの東インド会社がその起源ではないかという説がもっとも有力になります。

オランダ東インド会社はどんな会社だったのか?

オランダ東インド会社は1602年に設立されています。この会社は、投資家を募って運用資金をまかなうという画期的な方式を採用した会社でした。今日の株式会社の原型ともいえるもので、この投資家に発行した証明証が、世界で初めての株券になるのです。ちなみに東インドとは、現在のインドネシアのことを指しています。

株はどこで買うのか?

株を扱えるのは証券会社だけか?

最近はデパートなどにも証券会社の出張所や支店などが入っていたりして、あたかもデパートで株が買えるようなイメージを持ってしまいますが、これはデパートそのものが株を扱う権利を持っているのではなく、ただ単純に証券会社に売場のスペースを貸しているにすぎません。

株を扱えるのは、従来は証券会社だけでしたが、97年の金融システム革命(金融ビッグバン)によって、銀行などでも、証券業務ができるようになりました。

株券はどこで発行するのか?

  • 株券は企業が株主に対して出資したことを証明する証書
  • 企業が株を発行する

株券とは企業に対して「資本金の一部を出資しましたよ」ということを証明する証書のことです。この証書を発行するのはもちろん株式会社です。株式会社を新しく設立した時や、増資によって新株を発行する時は、金銭の払い込みがあれば速やかに株券を発行するように商法で定められています。

1株あたりの額面金額は?

1982年10月以上に設立された会社については、その年の商法の改定によって、1株あたりの額面金額は5万円以上と規定されています。ですので、公開当時話題になったNTT株やJR東日本株などは、額面が5万円で発行されています。

ただ、現在株式市場に上場している企業のほとんどは、1株あたりの額面金額は50円になっています。というのは、1951年以前に設立した会社は最低20円、それ以降1982年9月までに設立した会社は最低500円という数字が1株あたりの額面金額になっていたからです。

現在上場している会社のほとんどは、戦前か戦後間もなくに設立された会社ですから、額面金額が50円になっているのです。また、1951年以降にそろって上場した電力株は500円となっています。

額面金額は売買の基準値

売買を行うときには、この額面金額はひとつの基準値として利用されていますので注意が必要です。例えば同じ1000円の時価をつけているものでも、額面が50円なら20倍で取引されていることになりますし、額面が500円のものなら2倍でしか取引されていないことになります。つまり、時価は同じでも基準値=額面金額はバラバラなので注意が必要です。

PageTop